2020-01-01から1年間の記事一覧

【Blender 2.8 x Python API】ボールで壁を破壊する物理演算

ボールで壁を破壊する物理演算をPython APIだけで実現する。 前準備として、Blenderを起動して、 LayoutタブからScriptingタブに変えて、新規をクリックしておく。 Python API 実装解説 BlenderのPython API bpyをimport。 Blender 2.8からかなり仕様が変わ…

Ubuntu18.04をインストールしてPyTorchでGPUが使えるかを確認するまでの設定

Nvidia GeForce RTX 2080 Tiを搭載したOSなしのPCを買ってライブUSBを指すも、バグった画面が出てインストール画面にすら行かないという状況だったが、 なんとかNvidia Driver/CUDA/cuDNNを入れて、PyTorchでGPUを認識するに至った過程を残しておく。 1. イ…

【論文解説】Real-world Anomaly Detection in Surveillance Videos

監視カメラ映像の異常検知に関する論文。 内容が弱ラベル訓練データをmultiple instance learning (MIL) で訓練するという、 個人的にノータッチの手法だったので読んでみたが、中身は非常に分かりやすかった。 Title: Real-world Anomaly Detection in Surv…

Torchreid入門

Person ReIDライブラリーのTorchreid がいい感じだったので簡単まとめておく。 チュートリアル に色々な使い方が記載されているが、ここでは以下の3つについてまとめている。 訓練 README.mdの Get started: 30 seconds to Torchreid。 Market1501で距離学習…

PyTorch物体検出チュートリアルを魔改造

PyTorchの物体検出チュートリアルが、 個人的にいじりたい場所だらけだったので、色々と魔改造してみた。 コードはこちら。 概要 チュートリアルではTrainingだけだが、今回はTestに関するコードも実装している。 それを含めて以下が今回魔改造した点。 Trai…

バウンディングボックスの描画とcolormapによる色自動選択

バウンディングボックスを描画する度に、同じようなコードを何度も書いているので、 いい加減コピペで済むようにしたいと思ったので、ここにまとめておく。 今回はアノテーションデータを描画しているが、検出結果でもコードはほぼ同じ。 物体の色はcolormap…

ResNet18+ArcFaceでCIFAR10を距離学習

以前、「簡易モデルでMNISTを距離学習」と 「ResNet18でCIFAR10を画像分類」 を実施した。 今回はこれらを組み合わせて「ResNet18+ArcFaceでCIFAR10を距離学習」を行った。 基本的には「ResNet18でCIFAR10を画像分類」 で実施した内容と同じになる。 異なる…

ResNet18でCIAFR10を画像分類

CIFAR10の画像分類は PyTorchのチュートリアル に従ったらできるようになったのだが、 オリジナルモデルだったためResNet18に変更しようとしたら少しつまづいた。 再度つまづかないために、ここに実行手順をコード解説付きでまとめておく。 なお全コードは …

MNISTを画像検索

前回「MNISTで距離学習」 という記事を書いたが画像分類の域を出なかった。 距離学習と言えば画像検索なので、今回はそれをMNISTで行った。 概要 今回は前回 訓練したMNISTの距離学習モデルを利用して画像検索を行う。 手順は次の通り。 データ準備 モデルロ…

MNISTを距離学習

Person ReIDが必要になったので、まずはMNISTを題材に距離学習を勉強している。 あと、これまでKerasを使ってきたけど、PyTorch使えないと厳しい世の中になってきたので、 PyTorchについて色々調べつつ実装してみた。 なお今回はこちらの記事(以下、参照記…